今回はRob Zombieのセカンドアルバム、The Sinister Urgeを紹介。トラックリストはこんな感じ。
Rob ZombieとはWhite Zombieとして活動を始めたRob Zombieが始めたソロ名義のプロジェクト。Rob Zombie自身は映画監督やらなんやらで割とマルチに活躍している人物でもある。
全体的に短い楽曲で並べられており、アルバム通じて40分にも満たないコンパクトさが目立つ。
ゲストにトミー・リーやオジー・オズボーン、ケリー・キングなどが参加していてそれもまた豪華。(19の歳にこのアルバムBOOKOFFで見つけたんですけどつい最近それについては知りました)
独特のボーカル(見た目も含め)ではあるものの、キャッチーな楽曲が並ぶので非常に聴きやすい。後年のRob Zombieの作品を見ても1番聴きやすいのでは無いかと思うくらい。メタルを知らない人に聴かせたら普通に洋楽の類として聴かれるのではないか、というレベル。
#3は疾走感のある曲でケリー・キングが参加する曲。#5がオジー・オズボーンが参加している曲になるのだが、それなりに年数聴いてたのに…
#6のような少し暗めでミドルテンポ、それ程激しくないような音楽はやはりRob Zombieの魅力が出る気がする。
全体的に暗めというか、怪しい雰囲気の曲がずっと続くが流石はプラチナ作品というか、それとも流石はアメリカのメタルと言うべきなのかは分からないが、いずれにせよメタルらしからぬ大衆性というのがある。そういう意味では聴きやすいアルバムだと思う。ただこれ、メタルとしてはちょっと異色な分類に属されるのもあり初心者に向けたメタルとして聴くべきなのかはちょっと人によって別れるかと思うが、個人的にはあり。
個人的な満足度はそれなりに高い。アルバム買ったきっかけは#4の曲がWWEのレスラーの登場曲だったからだが、予想以上に良曲が多かったのが印象に強い。ただ、アメリカのメタルは割と大衆性が強過ぎるきらいがあり、その辺を受け付ける受け付けないで通へのおすすめか否かは大きく変わる印象はある。
個人的初心者おすすめ度 83点
個人的通向けおすすめ度 85点
個人的満足度 85点