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するものメタルアルバムレビュー #14

今回はGloryhammerのTales from the Kingdom of Fifeを紹介。 

 

トラックリストはこんな感じ。

 

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Alestormのボーカルであるクリストファー・ボウズを中心に2010年に結成されたバンド。当時はボーカルは現在は解雇されてしまったトーマス・ウィンクラーが務めている。

 

基本的にはRhapsodyのようなアルバムの中で物語が展開していくエピックメタルであり、その手のバンドの例に漏れずこのアルバムに関しては中世の世界観で展開される。

 

また、このバンドはバンドメンバーが作中の登場人物を演じる事でも知られ、ボーカルのトーマス・ウィンクラーはアンガス・マクファイフを、バンドの中心人物クリストファー・ボウズはザーゴスラックスという悪役を演じている。

 

そんな訳でようやくアルバムの解説。どういう音楽をしているかはこのいかにもなダサい(直球)ジャケットを見れば一目瞭然なのだが、メロディックパワーメタルの音楽性。音楽はよくRhapsodyと似ていると言われるが、どちらかというとRhapsody全盛期のメンバーLuca Turilliの個人プロジェクトの1作目、King of the Nordic Twilightに似ている気がする。どことなくジャケットの色合いも似てるし、次作が時代が進んで一気に近未来な世界観というのも似ている。