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するものメタルアルバムレビュー #12

 

今回は聖飢魔IIの3枚目のアルバム、地獄より愛をこめてを紹介。

 

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この頃になると聖飢魔II創始者であるダミアン浜田作曲の楽曲もそれほど無くなり、このアルバムではジェイル大橋が作曲した楽曲が中心となっている。また、ベースはゾッド星島からゼノン石川に交代している。(ゾッドは魔界舞曲にボイスとしての参加はある)

 

ジェイル大橋の代名詞のひとつでもあるアダムの林檎を始め、ジェイルの作曲した曲はかなりバラエティに富んでいるのが驚かされる。

 

また、ダミアン浜田作曲で聖飢魔IIの代表曲でもあるEL・DO・LA・DO、どういう発想なのかよく分からなく、何故かサンプラザ中野もさんもモアイを連呼するM・O・A・Iも存在感のある曲として存在する。

 

全体的に楽曲のクオリティは高いし、バラエティ豊富なので聴いた後の満足感はすごい。レッド・ツェッペリンのオマージュ地獄への階段のなんだよ聴かせてくれないのかよ感はあるけど。

 

バンドの知名度が上がった故か、前作までの悪魔悪魔としている要素は少し控えめに。悪夢の叫びとかそれっぽい曲は勿論あるけど。逆にオマージュハードロック・ヘヴィメタル路線にそれほどならないだけ普通の人にも勧められる気はする。

 

これならメタルを聴く人にも、メタルは初めましての人にも全然おすすめは出来るクオリティ。個人的な満足度も総じて高い。

 

難点はジャケットかなあ。デーモン閣下の顔がババーンと描かれてるこのジャケット、ちょっとなかなかすごいよね。インギーだってそんなに顔ドアップにはしない…

 

個人的初心者おすすめ度 85点

個人的通向けおすすめ度 86点

個人的満足度 88点