するもの書き置き場

するもが色々書いていくブログ

するものアルバムレビュー #8

今回は聖飢魔IIの第二教典、THE END OF THE CENTURYを紹介していきます。

 


収録曲はこんな感じです。例にもよってWikipediaからのコピペ。

 


聖飢魔IIミサ曲第II番「創世紀」 (作曲:ダミアン浜田
THE END OF THE CENTURY (作詞・作曲:ダミアン浜田
DEMON'S NIGHT (作詞:デーモン小暮、作曲:ジェイル大橋
悪魔の讃美歌 (作詞・作曲:ダミアン浜田
JACK THE RIPPER (作詞:ダミアン浜田デーモン小暮、作曲:ダミアン浜田) 「蝋人形の館」のB面曲。

蠟人形の館 (作詞・作曲:ダミアン浜田
怪奇植物 (作詞・作曲:ダミアン浜田
FIRE AFTER FIRE (作詞:デーモン小暮、作曲:ジェイル大橋)

 

今作からは楽器隊にも構成員が参加して、本当の聖飢魔IIの大教典という形に。

 


①の創世記はライブでも定番のイントロ曲。

 


②は聖飢魔IIのタイトルそのままな曲。バンド名を冠した曲は傑作の法則(当たり前と言えば当たり前だが)により名曲と言って良い出来になっている。

 


作曲者がジェイル大橋である③は少し作風は変わる。この曲は後年になって再収録されたバージョンで化けましたね。

 


発想の勝利過ぎる④を経て⑤はサタンオールスターズの定番曲。元はシンプルな感じなので沢山色々な人が混ざってもごちゃごちゃ感なく聴けるのだろう。

 


⑥は聖飢魔IIの看板曲と言ってもいい1曲。イントロが何処かで聴いた事ある感じなのはご愛嬌。原曲にしろ再収録版にしろクオリティはやはり高い。

 


このアルバムの中でも異色とも言える⑦は個人的なお気に入り。イントロのリフ好きなんですよ。

 


⑧はジェイル大橋聖飢魔IIにおける傑作とも言える曲。この曲を聴いてギターを始めた人が多いのも頷ける。

 


総評すると、やはり聖飢魔IIを世に広めた作品というだけあって全体的なクオリティは高いように感じる。ただまあ、その後のこのバンドが背負い立つ宿命とも言える、このアルバムで完全に定着した悪魔のイメージ、あるいは蝋人形の館の強烈なイメージがこびりついてしまったという点ではある種の問題作なのかもしれない。

とはいえ、これまで誰も成し得なかったお茶の間にメタルを進出させたという快挙を考えればやはり名盤と考えていいと思う。

初心者に向けてもメタルの入り口としておすすめ出来る1枚にはなるのか。ただダミアン作品は色々な名作のオマージュが散りばめられてたりするので、正直そういうのを知っていた方がより楽しめるのでは?なんて思ったりします。

 


個人的初心者おすすめ度 83点

個人的通向けおすすめ度 88点

個人的満足度 86点