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するものメタルアルバムレビュー #10

今回はSabatonのアルバム、HEROESを紹介。

 


アルバムの内容はこんな感じ。

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今回は第二次世界大戦で活躍をした個人あるいは部隊にスポットを当てた作品となる。前作からSabatonはコンセプトを明確に持ったアルバムを作るようになり、それは2022年最新作まで変わらず続いている。

 


内容は今までと同様に男臭いとも形容されるパワーメタルに変わりは無いが、今作は特に過去の作品や後の作品と比較しても楽曲のバリエーションに富んだものとなっている。

 


畳みかけるようなクワイアで1曲目から飛ばしまくるNight Witches、どこか儚げでダークな雰囲気のInmate 4859、ピアノを中心に静かに歌い上げるバラードThe Ballad of Bull、バント史上最もテクニカルなギターサウンドが曲を通じて展開されるResist and Bite、タイトルからしてどういう曲か大体想像が可能なMan of Warなど、この手の音楽が好きな人ならば思わずガッツポーズをしてしまうような楽曲に溢れている。

 


これまでのSabatonの歴史の中で最も名曲と呼べる楽曲を作った事は間違いないと思うし、2023年現在このアルバムに続いて出された作品と比べても名盤が揃っていると言っても言い過ぎでは無いと思う。

 


特にパワーメタルに親しんだ人には是非とも聴いて貰いたいアルバムのひとつである事は間違いない。他のサイトを見るとあまり高い評価はされていない…のが残念ではあるけど。

 


初心者に向けても全然おすすめ出来る作品となっている。パワーメタルの入り口として聴くのも全然よい。

 


個人的初心者おすすめ度 88点

個人的通向けおすすめ度 92点

個人的満足度 96点