久しぶりのメタルアルバムレビューを。
前日発売となったWind Roseのニューアルバム、Warfrontから。
Warfrontというのは日本語訳すると戦線、最前線という単語…のはず。つまり戦いという訳で。
トラックリストはこんな感じ。
①はイントロの曲で、②からがいよいよ、本編。Wind Rose節がいきなり炸裂する感じの曲で、勇ましい曲が展開される。
③はWind Roseの中でもかなり疾走感のある曲。
静かに勇ましく始まるイントロから始まる④は歌詞動画も公開されてた曲。ここまでは前作の後半部分とか、前々作と似たようなところも多い感じ。要はこれを聴きながらドライブすると乗っているのは車ではなく戦車なんじゃないか、と思わせるような感じの曲。
⑤は事前にMVも発表されていたもので、ダークなイントロから伝わる高揚感がいい。歌い出すともう熱い熱いって感じもまたいい。
⑥もMVで先行発表されていた曲。これぞこのバンドという重厚なミドルテンポ・拳を突き上げたくなる男臭さ・熱さが際立つリフを備えた傑作曲。
メロディックな感じが個人的にはした⑦。もちろんこれも男臭くよい。
⑧は静かな始まりから疾走感あるイントロに入る。この辺りからは重厚感のある曲になっていくいつもの流れ。
イントロから大作の感じがする⑨はそれでも7分弱の曲。ミドルテンポでじわじわくる男臭さがまたたまらない。
⑩は戦いが終わった戦場の跡を歩くようなしっとりとした曲。このバンド、これもお手のものなんだよね
全体の感想としてはやっぱり安定しているというか、前々作で何かを掴んで、前作でそれを完全にものにして、今作で完全に安定させた、という感じがする。
男臭さは全開なんだけど、Sabatonともまた違うといった独自の音楽を持ってるのはすごい強み。
初心者には若干癖があるのかも分からないけど、フォーク、パワーメタルが好きな人はやっぱりこれにはハマると思うし、こういうのが好きな俺にとっては個人的な満足度は高い。
採点すると
個人的初心者おすすめ度 85点
個人的通向けおすすめ度 90点
個人的満足度 90点
こんな感じかな。