するもの書き置き場

するもが色々書いていくブログ

栄枯盛衰

かつて相模原にはアイワールドという商業施設がございまして。

 

県央地域にその名を轟かし、専用バスすら発着していたという大型商業施設でありました。

 

無論それは昔の話。今はグッディプレースと名前を変え、かつての栄光はこの三和というスーパーが入ったこの建物にその名残が残るばかりとなっております。

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先日ここにはおたちゅうという店が入ったのですが、平日夜とはいえそれほど客足が入っているようには見えず。そのうちすぐ閉店するんじゃないかとみてます。似たような買取中古販売店のお宝マーケットもダメだったのに、キャラものとゲームとクレーンゲームでやっていくのは無理がある。せめて駅前からブックオフが撤退したのだから古本に手を出せばいいのに、と思ったりするのだが。

 

そんなかつてお宝マーケットがあり、さらにその昔はラーメンストリートや生鮮売り場があり、その最末期には廃墟と化していた建物は完全に空き地となってしまっています。

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ドン・キホーテが出来るなんて噂もあったのですが、結局は今も空き地のまま。こういう土地はよく相模原のような郊外だとパチンコ屋とかがやってくるもんですが、相模原界隈はパチンコ屋激戦区。この近辺にもパチ屋は徒歩圏内でも4軒、しかもつい数年前に1軒閉店したほどの激戦区なのでその可能性は薄いと思われます。そもそも斜め向かいの旧アイワールドの1棟がパチ屋だし。

 

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かつてはこんな賑わいを見せたらしい旧アイワールド。かつての栄光を取り戻すのは難しいと思われますが、1階のスーパー部分はともかく2階より上のフロアは全然人が歩いている状態にならないのでもう少し何とかしてもらいたいものです。

 

 

するもの自由な話 #1

最近LINEの投稿を振り返ってみた時の話。たまたま友人との話のタネに色々振り返ったのだが、これがまた面白かったので27歳の今になって改めて復活しようかと思う。

 

さて、まずは小ネタを。

先日八王子に行った際にタンク貨車を撮影して来た。

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磯子、倉賀野、南松本と所属がバラバラなのは大丈夫なのだろうか。どういう運用なのかよく分からないので何とも言えないのだけれど。

 

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タキ1000(左)とタキ43000(右)の台車構造の違い。こうして見ると違いがよく分かる。

 

貨車の在籍情報はあまりよく分からないが、タキ43000は古くても20年選手の貨車なのでその数は徐々に減り続けている……らしい。

 

タキ1000は95km/h走行対応なので高速化にも期待が持てる……が画像の編成のように混成される場合も多いと思うので、あんまり意味ない気はするのだが。

 

大体この手のタンク貨車は企業が所有している場合が多く、この貨車たちもENEOS日本オイルターミナル所有のものであったりする。

 

貨車って調べてみると結構ディープなんですよねえ、という初回からめちゃくちゃマニアックな自由な話なのでした。

 

 

するものメタルアルバムレビュー #22

今回は聖飢魔IIのBIG TIME CHANGESを紹介。

 

トラックリストはこんな感じ。

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前作では作曲の中心人物だったジェイル大橋が脱退し、新たにルーク篁が加入して初の作品。

 

今回も前作同様作品のバラエティさは健在なのだが、様式美正統派メタルからは少し離れた楽曲が並ぶ。それは#1をまず聴くとそれはよく分かるのではないか。

 

アルバムタイトル曲でもある#6もこれまでに無かったような曲であるし、ゼノン石川のテクニックが炸裂するフュージョン系のベースが楽しめる#2も個人的には好み。ただ、この路線変更をどう思うかは正直人それぞれで、賛否の否の方よりの人もそれなりにいるんじゃないかとは思われる。

 

とはいえ、ルーク篁の挨拶がわりの一撃とも言える#3のようにしっかりしたメタル楽曲もあるからそこまで否の意見を持っていたとしても不満ばかりが残るということはないんじゃないかな。

最後を締めるのはエース清水が甘い声で歌うバラードも異色ではありながらもいい感じ。

 

ただ、個人的にこの作品で正統派なメタルから方向転換した事により、メタルバンドなのかハードロックバンドなのかよく分からない状態になってきてしまうひとつのターニングポイントな気はする。

 

聖飢魔IIといえば蝋人形の館に代表されるような悪魔らしい感じが世間のイメージなのだが、段々とその世間のイメージとやりたい音楽の剥離が始まってきたのがこの頃だったのかなあと。

そういう意味では通に向けておすすめ出来るかと言われるとどうなのだろう、という気はしてしまう。

 

いずれにせよ初心者には聴きやすいとは思うんですけどね。まあこのアルバムを聖飢魔IIの入り口にする人ってほとんどいないと思いますが……

 

個人的初心者おすすめ度 86点

個人的通向けおすすめ度 83点

個人的満足度 84点

 

 

Forbidden Door 2023 観戦記

ビッグマッチのある大会はこういう感じで記事にしてこうかと思っております。なお今回もリアタイ観戦観られないので遅れての投稿になってしまいましたが…

 

まずは前説的なものが。CMパンク大ブーイングで草生える。ケニーvsオスプレイ戦の完成が1番でかいんすね。

 

8人タッグマッチ

エル・デスペラード、チャッキーT、ロッキー・ロメロトレントバレッタ vs ノア・リオナ、カウン、スワーブ・ストリックランド、ブライアン・ケイジ

文字だけ見ると全員外国人に見えますね、どうでもいいかそんなのは。デスぺさんもポーズ取ってノリノリやんけ。デスぺさんはスワーブ・ストリックランドにリベンジする気満々だそう。

試合開始、こうして見ると両チームの体格差結構あるぞ。なんか外様感のすごいデスぺさん。でもトペコンはしっかり魅せてました。

ストリックランドはキース・リーを裏切った模様。それはそうとキース・リーは何らかの試合で見たかった。

例のポーズもなんやかんやノリノリですねデスぺさん。なんだかんだノリノリでいい。試合はロッキー・ロメロ相手にスワーブ・ストリックランドの必殺技スワーブストンプが決まって勝ち。

 

オーエン・ハート杯女子トーナメント1回戦

アテナ vs ビリー・スタークス

ビリー・スタークスは18歳のスター候補らしい。実際華はあるよね。格上のアテナ、WWE見てる人はエンバー・ムーンとして知られる彼女にどれだけ食い下がれるか、みたいな試合になるんだろうか。アテナはあのアスカとも名勝負を繰り広げた実力者ですよ。

実力あるのをアテナが見せつける展開。審判に食ってかかったりしてるけど今ヒールなんですかね?その割には歓声貰ってるけど。

ビリーはごつい体格になるのは難しいだろうし、関節とか極めたらいいのかなあ。フィジカル差が出る試合だった気はする。

 

シングルマッチ

エル・ファンタズモ vs ストゥ・グレイソン

謎カードと言えば謎カード。元々なんかの絡みあったのかなあ?とか思ってたらバレクラ時代の登場曲で出てきた。なんでやねん。

一応カナダ出身者同士の対戦ではあるらしい。結構バチバチにやる中で乳首つねりも混ぜ込む。というかこのムーブカナダでもやるんかい。

結構いい技の応酬の末にCR2を決めてファンタズモが勝利。

 

6人タッグマッチ

鷹木信悟高橋ヒロム、BUSHI vs ジェフ・コブ、カイル・フレッチャー、TJP

なんやいきなり新日のカードやんけ、と思ってたらそういやカイル・フレッチャーはAEW所属になったんでした。ただまあ、ついこの間まで新日いたから新鮮味のないカードではある。アキラいないのがちょっと寂しい。しかしヒロムが前座かいな。

そのヒロムは序盤からアクセル全開。きたきたきたー!!は微妙な盛り上がりだったけど。カナダでは流石にノリは分からんか。と思ったら鷹木さんがノリと勢いで観客乗せてて草。結果はロスインゴ勝利。

 

AEW世界選手権

MJF vs 棚橋弘至

今年も棚橋さんに挑戦させるの?という1戦になる。しかも有料放送初っ端から。そもそもAEW最高峰の王座戦をここに持ってくるのはすごい思い切ってますね。棚橋さんへの歓声すげーなと思ったらMJFへの歓声なのかブーイングなのか分からん声もすごい。皆バチバチだからMJFみたいに新日?知らんわそんなの、みたいにやってくれる人も必要だとは思う。そしてブーイングしても名前のコールはする会場のプオタすこ。

この会場の雰囲気が作れるならこの試合が第一試合なのもよく分かる。煽り耐性無いのに煽りはクソみたいにするMJFいいね。こういう小物ヒールはいい。つかこの人俺と同い歳か1歳上なんだけどオーラが違うぜ…

この試合MJFが観客煽りつつ試合展開されてくんで、ベテランの棚橋でもしっかり試合出来るんだね。この辺は流石というかなんというか。

ダイヤモンドリングパンチというずるっこい方法で勝つのも含めてショーの開幕戦として十分過ぎるくらいの名勝負。

 

オーエン・ハート杯トーナメント1回戦

CMパンク vs 小島聡

謎な組み合わせの試合。昔なんかあったのかなあ。

CMパンクのブーイングやっぱりすごい。でもちゃんとコールはあるのね。パンクなんか細くなったか?

試合のスタートはクラシカルなレスリングから。と思ったらパンクも煽るの上手いなあ。パンクは日本のプロレス好きだから日本のプロレスのムーブとかも駆使して煽れるのがいいね。というかいっちゃうぞバカヤローエルボー久しぶりに見た気がするぞ。あと天山パワーって言うと別の人思い浮かべますね。

この試合もなんだかんだめちゃくちゃいい試合。GTSで試合が決まったけどなんだかんだ面白かった。

 

AEWインターナショナル選手権

オレンジ・キャシディ vs 柴田勝頼 vs ザック・セイバーJr. vs ダニエル・ガルシア

この試合楽しみにしてた人も多いのではなかろうか。俺は楽しみでした。通好みのレスラーが多いよね。試合内容は入れ代わり立ち代りで技の応酬の連発。正直試合のこと書いてる暇がないくらいの技の応酬。テクニカルなレスラーがこれだけ揃うと面白いね、ガルシアも小僧扱いだったけどしっかりやれてたしすげえや。試合はキャシディが勝ったんですけど25回目の防衛なんですか?いつ剥がされるんだよ…

 

IWGP世界ヘビー選手権

SANADA vs ジャック・ペリー

AEW観てないと誰?ってなりそうなジャック・ペリー。AEWの期待の若手枠なんだそうです。セコンドにいるフックというまだ若い顔のレスラーはなんとタズの息子らしい。あのたこ焼きからこんなイケメン生まれたんか(  )

そしてまさかのレッドシューズコール。向こうでも人気なのか?SANADAコールも日本ではこんなに起こらないと思う。

試合展開はジャック・ペリーが善戦しつつもSANADAが格の違いを見せつける展開。まあそうだよね、という感じはある。 

試合後、フックに対してジャック・ペリーは攻撃。これはヒールターンか?フックのパパ、タズは激おこやろ。

 

10人タッグマッチ

ジョン・モクスリー、クラウディオ・カスタニョーリ、ウィーラー・ユウタ、竹下幸之介海野翔太 vs マット・ジャクソンニック・ジャクソンアダム・ペイジ石井智宏、エディ・キングストン

BCC側はともかく、なんで石井さんがこのメンバーに組み込まれてんだ?って試合。なんか違う人呼べなかったんすかね。いや石井さんに問題有る訳じゃないんですけどね。

入場はエディ・キングストンから。この人気は正直日本には伝わりづらいのが何とも言えない。エリートもすごい歓声。

後から入場はBBCwith日本人2人。正直海野君ヒールターンしてもいいんじゃね?って思うのは俺だけかなあ。そして竹下さん身体でけえ。BCC側は徹底的にヒールで通してるので海野君すげえ浮いてますやな。

竹下は2人まとめてスープレックスやってるし凄すぎる。試合は石井智宏の垂直落下式ブレーンバスターが決まって勝利。

 

AEW 女子世界選手権

トニー・ストーム vs ヴィロー・ナイチンゲール

本編唯一の女子試合。AEWとスターダムの合同興行とかもあってもいいのかもしれんね。岩谷麻優vsサラヤとか面白そうですが。

ナイチンゲール29歳なんすか、ベテラン感あるんすけどね。よく見れば肌ツヤとかは若いわ。しかも普通にプロレス上手いんよね。技術持ってるしこの体格でしっかり動ける。負けちゃったんだけどあと少しと思わせる試合だ。

 

IWGPUSヘビー級選手権

ケニー・オメガ vs ウィル・オスプレイ

ここでこの試合が来るのか。セコンドにはキャリスとガードマンがつくらしい。

オスプレイはカナダ人煽りまくったせいで大ブーイング。ファイトスタイルも若干ダーティな感じですねこれ。それはそうとやっぱりこの2人やっぱり合いまくるから面白い。

早速キャリスは文字通り相手の足を引っ張って早々に退場しておりました。

試合は荒技も出しながら実況席にケニーの頭を叩きつけて早速出血。1.4でやられた事をやり返すわケニー・オメガのムーブを真似するわ国旗を持ち出して煽るわヒールに徹している印象。

ケニーはきっちりやり返してオスプレイを鉄階段に打ち付ける。これでオスプレイも流血。

シャープシューターからクロスフェイスで観客挑発するのも本当に流石。ただ俺は正直見れて嬉しいです。

途中から完全に反則も含めても激しい技の応酬。最後はヒドゥン・ブレードからストームブレイカーで勝利。とんでもない試合だぞこれ。試合が終わったあとブーイングじゃなく拍手があったのが全てではないか。

ところでこの後このベルトどうするんですかね。これやったオスプレイから剥せる選手おらんぞ。

 

シングルマッチ

アダム・コール vs トム・ローラー

なんか割と楽しみだった一戦。なおアダム・コールがインフルエンザという事で中止になってしまった模様。普通に残念だがむりはよろしくないので。

 

6人タッグマッチ

スティング、ダービー・アリン、内藤哲也 vs クリス・ジェリコ鈴木みのる、サミー・ゲバラ

ロスインゴはスティングとの同盟関係があるんでしょうか、去年も鷹木信悟と組んでたよね。

皆で歌う系のレスラー2連発のジェリコ側すごいなあ。ジェリコ来日するなら絶対見に行く。

そしてスティングとダービー・アリン入場。え、内藤哲也後なのか、すげえ。

そして内藤脱ぐの遅くて笑う。そして片付けしてくれるスティングでまた笑う。

ダービー・アリンvs鈴木みのるの組み合わせもすごいなあ。と思ってたら鈴木みのるvsスティング実現。あと例のポーズも鈴木みのるも揃えてやってた。ちょっとかわいい。

この試合はどの組み合わせになってもエモーショナルなので面白いね。観戦歴の長い人はなおのことなのでは。

テーブルに向かって飛べと命令しておいて割と心配するジェリコさん。いやまあ630までやれとは言ってないもんなあ。最後はスティングと内藤哲也のコンビネーションで勝利。まあこの試合は箸休め的な感じですかね。

 

シングルマッチ

ブライアン・ダニエルソン vs オカダ・カズチカ

さあ待ちに待ったメイン。アメプロ観てないとあんまり凄さが伝わらない人な気もするけど、知らない人はどう捉えてるのだろう。

あれ、ブライアン・ダニエルソンの登場曲ファイナル・カウントダウンなんすか。大合唱やべえのでいいです。

試合はテクニカルな展開からスタート。やっぱりオスプケニーみたいな試合もいいけど、プロレスの基本はこういう試合だというのがよく分かる。というかやっぱりブライアン上手いんですよ。

試合中もそんなに技数が多い訳でもないんだけど、それでもしっかり試合を組み立てられるというのはやっぱりトップクラスのレスラーという事なんですかね。

試合はなんと関節技でオカダ・カズチカが敗れる。変な終わり方だったから負傷とかあったのかもしれない。※骨折したらしい

 

まとめ

正直5000円もするので安いものでは無いんだが、それだけの面白さはあるPPVだった。特にアメプロから入った自分にとってはなおのこと。心残りもキース・リーが見たかったくらいしかないので満足でございます。メインのカードは1.4で恐らく再戦なんだろうな。

 

 

するものメタルアルバムレビュー #21

今回はSabatonのファーストアルバム(実際のところはセカンドアルバム)であるPrimo Victoriaを紹介。曲順はこんな感じ。

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Sabatonは1999年にスウェーデンで結成されたAEONというバンドを前身とするバンド。ライブの映像によればダサいからSabatonという名前に変えたとのこと。

実質的なファーストアルバムは2002年に制作されたMetalizerという作品なのだが、諸般の事情でお蔵入りとなってしまう。(後に3枚目のアルバムとしてリリースされる)

そんな中、本国のレーベルでファーストアルバムとして出したのが本作という事になる。

 

まずバンドの音楽性はモヒカン頭にサングラスというやたら目立つ出で立ちのボーカル、Joakim Brodénが放つ野太い歌声とこれまた勇ましいパワーメタルサウンドが特徴。よくこのレビューで言われるような分かりやすさというものを突きつめたようなサウンドになっている。

 

アルバムの収録曲に目を移すと、#1は今現在でもライブの終盤に演奏されるバンドの看板曲でありアルバムタイトル曲でもある。史上最大の作戦とされ、第二次世界大戦のターニングポイントともされるノルマンディー上陸作戦の勇ましい様子を歌った曲なのだが、この曲からいきなり強烈な印象を与えてくれる。

 

全体的な印象としては、後年彼らが出す作品に比べると疾走感のある曲が多い印象で、サビで大合唱したり拳を突き上げたくなるような衝動に駆られる曲というのはあまり少ない印象はある。

 

ただ、このバンドの1つの強みと言ってよいミドルテンポで展開される#4や#8は流石という出来栄えで、特に#4などは現在はライブでほとんど演奏されないのが勿体なく感じられるほど。

 

とはいえ良質なパワーメタルをやっていることは間違いなく、順番的にはセカンドアルバムであるこの作品の段階でこのクオリティの楽曲が作れるというのは流石といえるだろうか。

 

Sabatonの楽曲を最初に聴くなら他にいいアルバムはあると思うが、これから聴き始めたとしても問題は無いと思われる。実際するももこれからSabatonを聴き始めたので。通には良質なパワーメタルとして、聴く価値のある作品となってますよ。

 

個人的初心者おすすめ度 84点

個人的通向けおすすめ度 88点

個人的満足度 84点

 

 

するものメタルアルバムレビュー #20

今回はRhapsody of FireのSymphony of Enchanted Landsを紹介。

 

収録曲はこんな感じ。

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ファーストアルバムから衝撃の異臭を放つようなクサメタルをお見舞いしたRhapsodyが、続けて放ったセカンドアルバム。シンフォニーという言葉がタイトルに入る通り、シンフォニックメタル色をより強めた作風となっている。

 

とはいえシンフォニック要素が強いからといって後年のルカ作品のような大仰過ぎてパワーメタル要素は何処へ?と言ったような内容ではなく、あくまでもシンフォニック・パワーメタルがここでは聴ける。

 

特に特筆すべきなのはやはり#2のEmerald Swordで、バンドどころかシンフォニック・パワーメタル、もっと言えばクサメタルと呼ばれるジャンルの代名詞とも言えるこの楽曲だろうか。#3もまたクサメタルな曲で、壮大な仰々しさのある#5の3曲だけで満足度は90点は堅いアルバムとなっている。

 

ここまでであれば非の打ち所のないアルバムと思えるが、後半部分はわかりやすいスピードチューンが減ってダレる印象はある。まあシンフォニックと名前がついてるからそういう作風を目指した、というのは何となく分かるんですが。

 

いずれにせよ、クサメタルというジャンルを代表するアルバムである事に疑いの余地はなく、初心者にも通にもおすすめ出来る作品といえる。

 

聴きなれた人であれば後半のシンフォニック寄りの曲とかも好きに聴けると思うし。

 

個人的初心者おすすめ度 90点

個人的通向けおすすめ度 94点

個人的満足度 91点

DOMINIONを見て

6.4の大阪城ホール大会、DOMINIONを見た感想とかをまとめて行こうかと思う。

 

第1試合 USヘビー級王者ナンバーワントーナメント決勝戦

ウィル・オスプレイvsランス・アーチャー

※勝者がケニー・オメガに挑戦出来る

ランス・アーチャーは相変わらずヤングライオンぶん殴って入って来るんですね(笑)

オスプレイこれだけサイズ違う相手と戦うのは久しぶり…と思ったら初っ端からランスが仕掛ける。

突っ込みどころとして、オスプレイがアーチャーに恐らくだけど勝つブックを作ってるのにジュニア選手が100キロそこそこのヘビー級に勝たせないってのはどういう話なんすかねえ…

基本的に試合の流れはいかにもな巨漢選手相手の流れ。1発の重いランスが流れを掴む感じ。ただオスプレイも大技で対抗していく。つかランスはスパニッシュフライも受けられるんかい。

試合は結局ヒドゥン・ブレード3発でオスプレイ勝利。

試合後マイクアピール。覚えてっかリベンジするでカナダでやってやんよ的なコメントを残す。多分禁断の扉2かな?

 

第2試合 タッグマッチ

タイチ、金丸義信、DOUKI、TAKAみちのくvs内藤哲也鷹木信悟、BUSHI、ティタン

メインで対決するユニットメンバー同士のタッグマッチ。(というか試合ない人らの集まりとも)

そういやこの大会KOPWは組まれてないんすね、流石にタイトル戦詰め込み過ぎもどうかって話なのかもしれないけど。

試合内容はまあ、前哨戦のタッグマッチという感じ。タイチが鷹木信悟の真似しようとして、カメラ見つけるの下手だなあとミラノさんに言われるのは正直笑った。TAKAみちのくはロスインゴに何かやらかしたんですかねってくらいボコボコでしたね。受けが達人級なので映えるから余計にそう見える。

 

第3試合 ジュニアヘビー級タッグ王座戦

KUSHIDA、ケビン・ナイトvsTJP、フランシスコ・アキラ

何となく王者組が負けそうだなーと思ってしまったこの試合。BOSJの戦績が2人とも微妙だったからしゃーないのかな。

挑戦者組にはBOSJに初参戦したダン・モロニーがセコンドにつくらしい。つーかお互いの衣装がダサいんですけども。アキラだけじゃんまともなの。

試合はケビンとアキラがやり合う形でスタート。やっぱりケビンの跳躍力がやべーわ。その後もスピード感ある応酬が続くも最終的にはアキラが取って挑戦者組が勝利。

試合後クラーク・コナーズが現れてアピール。誰が相手だ?と思ってたらダン・モロニーがまさかの裏切り。アブナイガイジンとはそういうことか。正直なところBOSJでショッパイガイジンだった2人が組んだという感じになってますけど大丈夫なんすかね。

 

第4試合 NJPW WORLD認定TV王座戦

ザック・セイバーJr vs ジェフ・コブ

恒例の試合前インタビュー。ザックさんはタダァイマァーッ!!でおしまい。コブさん直前に裏切りあったのにしれっとしてて良いんですかね…

試合はやっぱりパワーのコブとテクニックのザックという見応えある内容。というか15分という試合時間がザックのファイトスタイルに完全にマッチしてるんですよねえ。

試合はツアー・オブ・ジ・アイランドからカウンターの丸め込みでザック・セイバーJrが勝利。

 

第5試合 IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ 王座戦

後藤洋央紀YOSHI-HASHI vs EVIL、高橋裕二郎 vs グレート-O-カーン、アーロン・ヘナーレ

勝者はタッグ二冠王者となる。これの次の王者は100代目なんすね。個人的には拷問が戴冠すると裕二郎さんが随分久しぶりとなるのでそれが見たい感じはする。

UEの2人が入場中に拷問の人々が襲撃。あれSHOさんはお休みなのだろうか。フラグな気しかしません。

試合は拷問の人々がヒールとして振る舞う展開。お待ちかねの労災も勿論ありました。

試合はいい感じで進むもやっぱり拷問の介入。SHOさんも登場。社畜拷問流石。そんなことを言ってたらYOHさん登場。#宇わ恥 は草生えるぞ。

試合は乱戦の末、最後に技を叩き込んだ毘沙門の勝利。

試合後バレットクラブウォードッグスという表示と共にゲイブリエル・キッドとアレックス・コグリンが登場。LA道場の指導方針に問題があるんじゃないですかねこれ。

 

その後G1クライマックスの出場選手発表。タンガ・ロア復活するんですね。エディ・キングストンも参戦するらしいけど、そんな知名度あるんすかねえ。1番のサプライズはNOAHの清宮という事になるんですね。

アメドラさんはいないのか。

 

第6試合 NEVER無差別級王座戦

デビット・フィンレーvsエル・ファンタズモ

綺麗になったファンタズモと黒くなったフィンレーの試合。初っ端からファンタズモが身体能力を見せつける。というかどっちもすごいいいレスラーだよね。

最後は圧倒してフィンレーが勝利。BCはショーン・マイケルズといたディーゼルみたいな、デカい用心棒みたいなのがいたら映えるのになあ、とは思った。

 

第7試合 IWGP世界ジュニアヘビー王座戦

高橋ヒロムvsマスター・ワト

無観客の中凱旋してここまで来たってのはその頃から見てる人には感慨深いんじゃないだろうか。その頃は見てないから何ともだけど…

試合は終盤に向けてワトも乗ってくる。ワトも通天閣ジャーマンを出すなど頑張ったのだが。

結局ヒロムが勝負強さを見せて勝利。次は誰とやるんだろう。

 

第8試合 NEVER無差別級6人タッグ王座戦

オカダ・カズチカ棚橋弘至石井智宏vsジョン・モクスリー、クラウディオ・カスタニョーリ、海野翔太

挑戦者組3人とも観客席から登場。試合は棚橋とクラウディオ・カスタニョーリからスタート。肉体の出来が残酷なレベルで差があるんですが。

試合は挑戦者側がヒールで進んでいく。海野君ヒールでやるのもありなんじゃ?

つか石井智宏vsクラウディオ・カスタニョーリ普通に見たくなるんですけども。さらに言うとモクスリーさんはカーブストンプだのトリプルパワーボムだのやっててシールド愛がすごい。

まあ試合は予想通りオカダ・カズチカが海野から取って勝ちましたけれども。

試合後ブライアン・ダニエルソンからオカダ・カズチカと戦おうというVTRが。普通に楽しみ。

 

メインイベント IWGP世界ヘビー級王座戦

SANADAvs辻陽太

凱旋直後のスピアーで怪物っぷりを見せつけた辻はいきなり最高王座戦をやる事に。昨日ロスインゴのメンバー入りが正式に決まったのもあってセコンドにはロスインゴの面々が。 

辻右手突き上げてるけどロスインゴの面々これ遠いよ…って思ってるよねこれ(  )

序盤は完全に辻陽太ペース。というかこのガタイでこの身体能力ですか…

結構SANADAもやり返す場面があるけど、中盤までは完全に辻が有利な感じ。というかここからどうやってSANADA勝つのよ…デッドフォール側転で交わしてフェイマサーやるし。ロン毛のフェイマサーって映えるのよね。

と思ったら突然デッドフォールでSANADAの勝利。下手に攻められる場面を作らない方が辻の格を落とさないものね。

 

総評

冷静に考えるとほとんど王座動いてないやんけ。もう1個か2個は動いて欲しいけど、実際問題流れ上仕方ないかって試合多かったもんね。動いても良さげ?ってのがジュニアヘビー級くらいしかないし。

でもどの試合もやはり面白くて、これぞ新日という試合が見れました。次のPPVは買うか悩みます、新日以外は国内見てないし。FD2はリアタイ出来ないけど買うよ。