今回はRhapsody of FireのSymphony of Enchanted Landsを紹介。
収録曲はこんな感じ。
ファーストアルバムから衝撃の異臭を放つようなクサメタルをお見舞いしたRhapsodyが、続けて放ったセカンドアルバム。シンフォニーという言葉がタイトルに入る通り、シンフォニックメタル色をより強めた作風となっている。
とはいえシンフォニック要素が強いからといって後年のルカ作品のような大仰過ぎてパワーメタル要素は何処へ?と言ったような内容ではなく、あくまでもシンフォニック・パワーメタルがここでは聴ける。
特に特筆すべきなのはやはり#2のEmerald Swordで、バンドどころかシンフォニック・パワーメタル、もっと言えばクサメタルと呼ばれるジャンルの代名詞とも言えるこの楽曲だろうか。#3もまたクサメタルな曲で、壮大な仰々しさのある#5の3曲だけで満足度は90点は堅いアルバムとなっている。
ここまでであれば非の打ち所のないアルバムと思えるが、後半部分はわかりやすいスピードチューンが減ってダレる印象はある。まあシンフォニックと名前がついてるからそういう作風を目指した、というのは何となく分かるんですが。
いずれにせよ、クサメタルというジャンルを代表するアルバムである事に疑いの余地はなく、初心者にも通にもおすすめ出来る作品といえる。
聴きなれた人であれば後半のシンフォニック寄りの曲とかも好きに聴けると思うし。
個人的初心者おすすめ度 90点
個人的通向けおすすめ度 94点
個人的満足度 91点