※この記事は2021年5月に書いたものです。
さて、自分は5月21日で25歳の誕生日を迎える訳ですが、四半世紀の節目のちょっと特別な誕生日を迎える事になります。
そんな訳で今回は1996年〜今に至るまでにアルバムで発表された曲を各年1曲ずつ紹介したいと思います。
1996年 Power(HELLOWEEN)
The Time of the Oath収録の1曲。日本でも6位に入るなどある程度成功を収めたアルバムの曲。初心者向けでもある。ちなみに次点はStratovariusのWill the Sun Riseでした。
1997年 Black Diamond(Stratovarius)
この時期のStratovariusを代表する曲。ライブでも確か定番だったような。哀愁漂うキーボードサウンドがほんとにツボを突いてきます。次点はRhapsodyのWarrior Of Iceでした。まあかっこいいからね。
1998年 Emerald Sword(Rhapsody)
ご存知Rhapsody時代の超有名曲にして、クサメタルの代名詞。バンドにとっても、イタリアのRhapsodyのフォロワーにとっても超えることの出来ない壁のような曲。正直次点すら思い付かなかった。
1999年 Legend of Steel(Luca Turilli)
RhapsodyのギターをやっていたLuca Turilliのソロプロジェクト。Rhapsodyでも名曲連発させて、並行してここでも名曲を出すのだからどうかしている。Rhapsodyとは違ったクサさがありますねえ。
2000年 Dawn of Victory(Rhapsody)
またこのバンドか。そう思うでしょう。まだ続きますので御安心を。ヘヴィな感じのイントロからクサいメロディで、サビはスローダウンして大合唱。ライブで盛り上がらない訳が無い名曲。次点はこの年彗星の如く現れたSonata ArcticaのUnOpenedかStratovariusの名曲Hunting High And Low。この年名作多過ぎる問題。
2001年 Nova Era(ANGRA)
文字通りANGRAというバンドを再生させたと言っても過言ではないアルバムの代表曲。この音楽はANGRAならではのサウンド。こういうのがあるなしが俗に言うA級B級の差なのかなあとか思ったり。次点はこちらも快作を出したSonata ArcticaのSan Sebastian。
2002年 The Pride Of The Tyrant(Rhapsody)
Power of the Dragonframe収録の作品。タイトル曲も傑作なのだが、クライマックスへと駆け抜けるこの曲の盛り上がりは尋常ではない。落ち込んだ時はこれ聴いたらいいんじゃないの。次点はLuca TurilliのPrince of the Starlight…ってまたお前かい!年2作も名盤作り上げるとか凄まじいなあ…(この後迷走するけど)
2003年 Eagleheart(Stratovarius)
キャッチーなStratovariusの名曲。これも初心者向けしそうだし、ライブでも盛り上がるんだろうなあ。その辺の有線でかけても大丈夫なのでは。次点はSonata ArcticaのVictoria's Secretかな。
2004年 Spread Your Fire(ANGRA)
個人的にはANGRAの最高傑作だと思っているこの曲。サビの盛り上がりがこれも凄いんだよねえ。アルバム自体の完成度もめちゃくちゃ高いのでアルバムからしておすすめ出来る。次点はLordiのBlood Red Sandman。
2005年 Primo Victoria(Sabaton)
初期Sabatonの代表曲。というか初期曲でライブの定番なのは今やこれくらいなのでは。弾丸や砲弾が降り注ぐ中海岸へ向かって進む上陸戦艇の姿が思い浮かぶような勇ましいメロディは必聴。
2006年 Hard Rock Hallelujah(Lordi)
バンドを代表する名曲で、Eurovision Song Contest Athens 2006の優勝も決めた曲。ダミ声ボーカルではあるが名曲なのでぜひ聴いて欲しい1曲だ。
2007年 Far Awey(Freedomcall)
とにかく明るいメタルの曲がここでランクイン。というかこの年自分的には不作な年になってるんですよね。この曲はそんな事情で選ばれた、という訳ではないんだけれども。バグパイプの音があったりとフォークな仕上がりで良き。
2008年 The Ghost Division(Sabaton)
Sabatonのライブのオープニングを飾る曲として不動の地位を持つ曲。バンドの中ではかなり疾走感のある曲なのも高ポイント。
2009年 Higher We Go(Stratovarius)
新生Stratovariusのアルバムからこの曲がランクイン。雰囲気としてはEagleheartとかに近い感じなのかなあ。Stratovarius特有の絶対ライブだと大合唱だろこれ感は健在。
2010年 Uprising(Sabaton)
またもSabaton。今度はミドルテンポながら熱さはマシマシと言った感じの曲。バンド的にもこのくらいからメジャー感が増してきている。MVも金かけてますね。このバンドポーランド絡みの曲はかなり多かったりします。
2011年 Infernal Maze(Stratovarius)
またもStratovarius。おや?バラードか?というような序盤から盛り上がってからの疾走感のあるメロディへと変わっていく様は良い。そしてサビもいいんだよなあ。
2012年 Rauta(Korpiklaani)
北欧だらけですねここ数年。そんな中でも一際異彩を放つバンド、Korpiklaaniからの1曲。Korpiklaaniのアルバムはほとんどアノン式採点だと80点くらいなのですけれど、これだけは90点超えて断トツで好き。フォーク要素とメタル要素のバランス感覚が絶妙。
2013年 Halcyon Days(Stratovarius)
正直この年HELLOWEENが出したWorld of Warと凄く悩んだ結果のこれ。最早メタルというジャンルに留めておく感じじゃない曲。どういうジャンルかと言われると微妙だけど。アルバム自体が名盤なので良ければ是非。
2014年 To Hell And Back(Sabaton)
またもSabaton。しかし今回は自分の中で迷うことなくこれと決めていた。Sabatonとしては珍しい哀愁漂う笛のような音からイントロが入る。近年ライブの定番曲としても定着してるらしい。
2015年 Creatures in Heaven(HELLOWEEN)
アルバムを聴いた当初は見向きもしなかった曲だったが、聴くうちにどハマりした言わばスルメ曲。単純に俺の見る目がなかったとか言わないでおくれ。
2016年 Guardian of the Seas(TwilightForce)
セカンドアルバムからこの1曲。メタルの曲とは思えないようなイントロから始まる。聞いた瞬間KOされた曲のひとつ。このバンドはクサメタル界のトップ走るよ多分。
2017年 To Erebor(Wind Rose)
WindRoseの出世作。この曲が受けたことで後の作品作りの路線が決まったとか。近年のフォーク/ヴァイキングメタルの最高傑作として個人的には名高い1曲。
2018年 Pumpkins United(HELLOWEEN)
日本では発売が2018年だったので。HELLOWEENにマイケル・キスクとカイ・ハンセンが復帰するということで作られた曲。カラオケにもあるので是非。
2019年 Long Live the King(TwilightForce)
TwilightForceの個人的最高傑作。キラキラ、キャッチーなサビとクサメタルのいい所が詰まった作品。先にも紹介しましたが必聴ものだよこれ。2019年はクサメタルフィーバーの1年で、GloryhammerとかRhapsody of Fireの新作もあったんですがこれは不動。
2020年 Chomp Chomp(Alestorm)
スコットランドの海賊メタルバンド、Alestormの最新作からの1曲。演奏中にあるバグパイプの音もいいアクセント。コロナ禍で見れませんがライブでやったら楽しそうだ。
2021年 Skyfall(HELLOWEEN)
新作に期待を込めて。曲の構成がカイ・ハンセンの作った曲だなって感じが凄くする。カイ・ハンセン曰くフルバージョンの方がいいよと言っていたのでフルバージョンにも期待しましょう。
1番多かったのはStratovariusでしたね。5作品あった。
次の25年はどんな曲に出会えるのだろうか。